エストニア ビザ事情 長期滞在編 ロングステイビザ

シェンゲン協定加盟国であるエストニアは、他のヨーロッパ加盟国と同様に、日本人はビザなしで渡航した場合最大3か月までしか滞在できません。

シェンゲン領域の永住権を持っている等の一部の日本人を除いて、どのビザを取るのか、また取れるのかは長期滞在を考えるにあたってとても重要な問題です。
(3か月以内の滞在であっても、就労を目的とする場合はビザが必要です)

私もどのビザの取得を目指すのが一番早くて、現実的か、渡航前にいろいろと調べました。
私の場合、夫がシェンゲン協定加盟国の国籍をもっているので、その配偶者としてのビザ取得が一番簡単だとは考えられたのですが、多くの人が考える国際結婚のイメージとは異なり、普通は結婚しただけではビザはおりません。

偽装結婚等の問題もありますからね・・。

まずエストニア大使館にコンタクトを取ってみました。

エストニア大使館への問い合わせ

エストニア大使館は神宮前にありますが、直接行ってもドアを開けてもらえません。
まずはメールで問い合わせをする必要があります。

私は一度直接行ってしまいました・・・普通の家っぽいので、住宅街の中に溶け込んでいます。

エストニア大使館
引用:東京周遊日記

日本語のメール問い合わせに最初に対応してくれたのは、日本人の女性と思われる職員の人でした。

しかし、どうも回答が要領を得ません・・。

何度かやり取りを繰り返した結果、最終的にはエストニア領事、一等書記官という方に直接問い合わせるように言われました。

この方には、非常に丁寧に電話とメールで詳しい回答をいただけました。

ただし、問い合わせは電話・メールともに英語のみ可とのことですので、日本のエストニア大使館にお問い合わせをする際は注意です。

長期滞在ビザと一時居住許可

まず聞かれたのは、Long stay visa (長期滞在ビザ) と temporary residence permit (一時居住許可)のどちらについて聞きたいのかということ。

まだあまりビザについて詳しく調べていなかった私は、ちょっと答えに詰まってしまいましたが、このふたつはかなり性質が異なるものなので、もし問い合わせをする際は、どちらの取得を考えているのかある程度考えてからのほうがいいかもしれません。

 

まず、長期滞在ビザ(ロングステイビザ)ですが、1年間に6か月の滞在が可能となるビザで、D-VISAと呼ばれます。
就学、就労することも可能であり、短期のプロジェクトへの参加や、まずはこのビザで渡航して働きながら居住許可に切り替えたい場合等、様々な目的で取得されるようです、
審査に最長3か月かかる居住許可審査と比べて、こちらは発行までも長くて1か月しかかかりません。

このビザの申請は、在外公館で行うことになります。
※在外公館一覧はこちら

エストニアに入国してから、近隣の国の在外公館(リガなど)で行う場合は、時期を調整すれば、ノービザの3か月+D-VISAの6か月で、最大9か月エストニアに滞在できることとなり、D-VISA発給後は働くことや学校に行くことも可能ですので、いわゆるワーキングホリデーのような滞在ができるということですね。

農場などの季節労働者やインターン、オペア等、通常はワークビザ発給の対象とならないような仕事であっても、このD-VISAでは就労することができます。ますますワーキングホリデーに近い感じです。
(ただし働く際は、あらためて現地で届け出が必要になります。)

現状でもエストニアにワーキングホリデーの制度はあるのですが、相手国がカナダ、オーストラリア、ニュージーランドのみで日本は含まれていないため、日本人はワーキングホリデービザの取得はできなくなっています。

2016年5月現在の提出書類は以下の通りです。
(追加で他の書類の提出を求められる可能性はあります)

1:ビザの期限+3か月の有効期限があるパスポート
2:申請書
3:写真 ( 35×45 mm);
3:最低 30.000 ユーロの保証があるエストニア、あるいはシェンゲンエリアを対象にした保険
4:旅行の目的、滞在先を示す書類 (雇用先からの確認の書類、滞在先ホストからの確認の書類、賃貸契約書など)
5:ビザの期限切れ前にシェンゲンエリアから出ることを示す書類(帰国便の航空券か?)
6:滞在と帰国が可能である残高証明書(一日当たり86ユーロ目安)
7:ビザ申請料 80ユーロ

4、5のあたりが具体的に何を示すのか、ケースバイケースかと思いますので、D-VISAの取得目的を伝えて問い合わせをしてみるのがよさそうです。

私は最終的に temporary residence (一時居住許可)の方で申請することにしました。
こちらの方の申請については、また次回書こうと思います。

※ ビザ発給の条件などは政府の方針や、日本との関係、ヨーロッパの国際情勢などによって随時変更されますので、渡航に際しては必ずエストニア政府の公式サイトで状況を確認して下さい。

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