エストニアで加入するプライベート医療保険を決めました

先日、無事にエストニアの一時滞在許可がおりましたが、私はエストニアの公的保険に加入する予定が今のところないので、医療費をカバーするプライベートの医療保険を探しているところです。

タリンに代理店を多く置いているエルゴ(ERGO)相談に行った上で、他の会社を検討することに決めたため、今のところ、スイスの会社スイスケア(Swiss care、イギリスの会社モルガンプライス(Morgan Price、フランスの会社アプリル(APRILの3社の商品を比べて検討中です。他にも会社はたくさんあるのかとは思いますが、エストニアへの留学生向けの保険の案内を見ていて見つけたのがスイスケアとモルガンプライス、夫が以前使用したことがあるのがアプリルで、とりあえず今回はこの3社で検討することにしました。それぞれ保険の金額、補償内容が異なるので、どれにするかなかなか悩みます・・・。

なお滞在許可申請にプライベート医療保険への加入が必須な方は、滞在許可を管轄するエストニア警察国境警備庁が認める保険会社(&保険支払額)でないと、基本的には滞在許可申請を受け付けてくれません。必ず保険に加入前に確認してください。2016年8月時点ではスイスケアとモルガンプライスは対象となっていますが、アプリルに関しては不明です(私たちの場合はすでに滞在許可がおりているのでアプリルも選択肢に入れています)。

各社の最大保障額の比較

最初に検討した保険会社ERGOのプランで最も不安だった最大保証額(60万~100万円ほどのプランしかない)。今回検討している3社の保険は医療費をしっかりカバーできているのでしょうか。

医療費の目安は国によって大きく異なりますが、よく盲腸の手術が比較に使われます。保険会社のAIUが公開している盲腸の手術例を参考にすると、だいたいの額で、手術・入院込みニューヨークなら200万円、ジュネーブだと300万円、パリだと100万円、香港で80万円くらいかかるみたいです。物価の高い都市は当然医療費も高いですね。一方、日本は40万円くらい(国民健康保険適用前の額)、エストニアは60万円くらいが目安です。日本の医療費の安さにびっくり。ただしこの金額は最低額なので入院が長引いたり、プライベートクリニックで高めの料金設定をしているところに入院した場合はもっとかかります。

こちらのページでプライベートクリニックで医療を受けた場合のエストニアの医療費を調べたところ、脊椎関係の手術だと30~70万円(入院費用は別です)、関節の人口置換術で40万~60万円、10日間のリハビリテーション入院パッケージが15万円くらいのようです。また、外来で一回診察を受けた場合は5千円~8千円がかかります(検査・処置・薬代は別です)。すごく大ざっぱに予想すると、交通事故で骨を二か所ぐらい折って、手術して内固定を入れて、ちょっと入院してリハビリ、外来でフォローしたら、薬代を入れて100万円くらいはすぐにいきそうですね。頭を打っていたり、感染をおこしたりしたらもっとかかるでしょう。

各社の最大保障額ですが、ERGOの最大保証額が約5千~1万ユーロしかなかったのと比べると、いきなり桁が上がっており、アプリルのプランは20万ユーロ、スイスケアとモルガンプライスは50万ユーロから200万ユーロまでプランがあります。一番低い20万ユーロでも日本円で2千万円以上の保証なので、物価の高いジュネーヴ等で手術を受けてICUに長期間入る+医療搬送されるなどの特殊なケースを除き、特に問題ないと思われます。

各社のカバーするエリア

スイスケアとアプリルは基本的に全世界が対象です。たとえば日本に一時帰国した際に何かあってもカバーされます。ただしスイスケアは高額医療費で悪名高いアメリカを入れる場合のみ、値段が上がります。アメリカの医療費は、お父さんがちょっと難しい手術したら医療費が1億円になっちゃったという話を普通に知り合いから聞くぐらい異様に高いらしいですからね・・・。

モルガンプライスは基本的にヨーロッパ全域が対象で、追加料金でアメリカ・香港以外の全世界カバー、アメリカ・香港を含めた全世界カバープランに変更できます。

各社のカバーする対象

スイスケアとモルガンプライスは歯科、妊娠関連、既往症等、健康診断等、幅広くカバーするプランがあります。モルガンプライスは値段の高いプランだと不妊治療もカバーされます。(※ただし歯科、妊娠関連、健康診断は待機期間があり、加入後一定期間が経過しないとカバーされません)

アプリルは今回検討している短期旅行プラン(最大3年間)だと、既往症の継続的な治療や妊娠関連の医療、健康診断はカバーされません。ただし、基本的な性質が旅行保険なので、プランによっては訴訟費用や盗難にも保険金支払いがあるところが特徴です。

専門医へのアクセスはGP(かかりつけ医)の紹介なしでどの会社の保険でも可能です。また一番コストがかかるといわれる医療輸送も全ての会社の保険においてカバーされています。

各社のカスタマイズ性

アプリルは非常にシンプルで2種類の保険から選ぶ形になっていますが、モルガンプライスは5種類とより柔軟に自分の状況にあった保険を選べるようになっています。スイスケアは3種類から選ぶのですが、外来診療、歯科、妊娠関連、既往症の治療を含むかどうかでカスタマイズができるようになっています。

保険金支払い手続き

どの会社も外来診療はその都度立て替えが必要ですが、モルガンプライスとアプリルは入院時はキャッシュレスで治療が受けられます。逆にスイスケアは入院でも立て替えが必要なようです。

こんな感じで各社特徴があり、なかなか決められず数日悩んでいました。保険金支払い手続きの迅速さや、サービスの質などプランの比較だけではわからない部分もあるので、どこがいいとは今の段階では言えませんが、まずは一番バランスが良さそうなモルガンプライスでいこうかと今のところ思っています。うちの夫は、母国語のフランス語でやり取りが全部できる安心感からかアプリルにすることを考えているみたいです。彼はすでに公的保険に加入しているのですが、近々プライベート保険に切り替えるみたいですね。

家も決まり滞在許可も出た今、これで医療保険の件さえ片付いたらやっと腰を落ち着けて生活できそうです。

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3件のコメント

  1. こんにちは。今日はじめて見させて頂いております。私もエストニア、タリンでの健康保険について探しており、このブログを見つけることができました。バックナンバーに関してもとても知りたいことばかりで楽しく見させてもらっています。
    今タリンに日本料理レストランを開業しにやってきてます!これからもブログ楽しみにしております。

    1. こんにちは!私も海外で医療保険に長期間入るのは初めてで、今回選んだところが良いのかまだわからないところもありますが、是非今後とも情報共有させていただければと思います。
      日本料理のレストランをされるんですね!夫も日本料理が大好きなので、オープンを楽しみにしています。

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