日帰り旅行も可能!ヘルシンキとタリンを結ぶフェリー

先月夫の両親がフランスから遊びに来た際にタリンからヘルシンキに日帰り旅行で行ってきました。エストニアからフェリーで簡単にアクセスできるフィンランドですが、ターミナルや運航会社がかなりややこしいので、まとめてみました。

フェリーターミナルは一か所にまとめてくれればわかりやすくていいのですが、タリン⇔ヘルシンキ間のフェリーが発着するフェリーターミナルはタリンには4か所、ヘルシンキには3か所あります。しかもターミナルによってはかなり他のターミナルから距離があるので、行くターミナルを間違えると致命的です。

ヘルシンキとタリン間を結ぶフェリー

2016年12月現在ヘルシンキとタリンを結ぶフェリー会社は大型フェリーが3社、小型の高速船が1社の合計4社です。それぞれ発着する港や最終チェックインの時間が異なるので、乗り逃さないためには事前チェックが不可欠だといえます。

フェリーチケットはこちらのウェブサイトで購入できます。このウェブサイトは日本語対応しています!高速船だけこちらのウェブサイト(英語・エストニア語・フィンランド語のみ)からどうぞ。

以下各フェリー会社の詳細です。

①Tallink Silja Line タリンクシリヤライン

タリン⇔ヘルシンキ間は2時間と大型船の中では最も早く、運行数も一日に6便と最も多いので利用者が多いフェリー会社です。私たちも最近ここのフェリーでヘルシンキに行ってきました。チケットも日時によりますがほかの2社より若干安い気がします。

タリン発ストックホルム行きのフェリーも運航している会社なので、船内で一泊することになりますが、タリンからスウェーデン旅行にフェリーで行くことも可能です。

エストニア側のターミナルは発着共にタリンDターミナル、フィンランド側のターミナルは発着共にヘルシンキ西ターミナルとなります。タリンDターミナルは、他のターミナルから少し離れた場所にあるので間違えないように要注意です。

このヘルシンキ西ターミナルがヘルシンキの主要な観光地から少し離れているのがネックなのですが、とはいってもヘルシンキもタリンのように小さな街ですので、西ターミナルと街の中心部の距離は3km程度と公共交通やタクシーを使えば簡単にアクセスできる場所にはあります。

強いて言えば、余裕をもってターミナルに到着した時、何もすることがなくてとっても暇なことに困るかもしれません(私たちは困りました)。西ターミナルは街はずれにあるのでまわりにカフェやショッピングができるところがあまりないんですよね。

②VIKING LINE ヴァイキングライン

タリン⇔ヘルシンキ間は2時間半。一日に3便の運航です。

エストニア側のターミナルは出発がタリンAターミナル、到着がタリンBターミナルとなります。フィンランド側はカタヤノッカターミナルというマーケット広場やヘルシンキ大聖堂などの観光地に近いフェリーポートに発着するので、日帰り観光には便利です。ヘルシンキの世界遺産「スオメンリンナの要塞島」行きフェリーの乗り場もすぐ近くです。

タリンクより少し値段が高い印象がありますが、このヘルシンキ中心部へのアクセスのしやすさが利点の会社です。

③Eckerö Line エケロライン

タリン⇔ヘルシンキ間は2時間半。一週間に15便のみの運航と、一番便数が少ないです。

エストニア側の発着ターミナルはヴァイキングラインと同じです。フィンランド側はタリンクと同じ西ターミナルの発着となります。

特に特徴がないようにみえるエケロライン。私も使ったことがないので何とも言えないのですが、たぶん売りは船上ビュッフェです。チケットと一緒に予約すると少しお得なビュッフェは、14~24ユーロ(時間帯によって異なる)。優雅な旅になりそうです。

④Linda Line Express リンダラインエクスプレス

このリンダラインのみ、大型フェリーではなく小型の高速艇です。1時間半で到着、チケットも片道19ユーロ、往復25ユーロからと格安で回数券もあります。小型船なので、他のフェリーのように豪華な設備はありませんが、意外と揺れないとの噂なので、日帰り旅行にはもってこい・・・な気がするのですが、大きな欠点があります。

それは、欠航が多いこと。船が小さいので、ちょっとお天気が崩れるとすぐ欠航します。旅程に余裕があればいいんですけど、すぐ後にフライトの予定を入れてたりすると、いろいろとややこしいことになるでしょう。振替え輸送はあるようですが・・・。

ホームページをみたら明日も欠航らしいですけど、少なくともタリンは雨も風もありません。遠くの海上の天候が不安定なんでしょうね・・・。

オフシーズン(冬季)には運行数が少なくなるので、そこも注意です。

ターミナルですが、エストニア側の発着はタリンのリンダハリ(Linnahalli)ターミナル、フィンランド側の発着はヘルシンキマカシーニターミナルです。このマカシーニターミナルも、街の中心部に近いので観光には便利だと思います。

TALLINKで行くフェリーの旅

私たちがヘルシンキに旅行をした際は、タリンクのフェリーを数日前にオンライン予約しました。1人往復チケットが40ユーロ弱とお手頃な値段で、オフシーズン(10月)だったこともあり4人分のチケットを好きな時間であっさりとることができましたが、夏はもう少し早く席が埋まってしまうのかもしれません。

行きのフェリーが7:30、帰りが22:30の詰め込みまくりな日帰り旅です。タリンクは車なしの場合1時間前のチェックインが推奨されている(最終が30分前です)ので、早起きしてタリンフェリーターミナルDに向かいました。

他のフェリー会社はチェックイン時間がもっと早いこともあるので、必ず事前に確認してくださいね!

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予約時点では特にチケットのプリントアウトなどは必要なく、フェリーポートに到着してから自動チェックイン機に予約番号を入れてチケットを受け取ります。写真のチケットはフェリーポートで受け取ったボーディングパスです。

フィンランドもエストニアもシェンゲン協定加盟国なので、国境通過の際にパスポートチェックはありません。ただし身分証として携帯する必要はあります。私たちはチェックされませんでしたが、突然のチェックが入ることがあるようです。

大きなフェリーなので、揺れは全くなく快適でした。静かすぎて、夫のお母さんは出港しているのに気づかず、遅延が出ていると思っていたくらい。

バーやレストラン、カフェ、小さなスーパーマーケット等が船内にあるので、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりしてのんびりしているうちにあっという間にヘルシンキに到着しました。2時間というと、飛行機だと長く感じるのですが、フェリーだと押し込められている感じがしないので、時間が経つのが早かったです。

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そういえば、朝早くの便だったので、階段の床に転々と落ちている人たちがいました・・・。眠いから足伸ばして寝たくなっちゃったんですかね。


ヘルシンキの方がタリンより日本では圧倒的に有名なので、ヘルシンキ発でタリンに日帰りフェリー旅をする人の方が多いのですが、とにかくこの2都市は近くて便利なので、タリンに来た方も時間があったら是非ヘルシンキに行ってみて下さい。もっと時間のある方は、ストックホルムへも船旅が楽しめます。どちらも入国審査がいらないですから気軽に立ち寄れますね。

ロシアのサンクトペテルブルクもタリンからフェリーで行けますが、13~14時間かかるため船内で一泊しなくてはいけない上に、運行数が少ないので一度行ったら1週間以上帰りのフェリーはありません。その上日本人の場合ロシア入国にビザも取得しなければいけないので、若干面倒です。

ロシアはフェリーで渡航して、グループという形で入国すると3日間ビザなし滞在できる特例措置があるのですが、タリン発で行く場合は帰りのフェリーまで日数があきすぎてこの方法は使えません(ヘルシンキからであれば可能です)。

以上、タリンからヘルシンキへのフェリー情報まとめでした!ひさびさの船旅は気持ちよかったです。

各フェリーのターミナル等の情報は変更になる可能性があります。チェックイン時間は厳しく管理されており、ターミナルを間違えると乗り逃す可能性があるので、必ず乗船前日に確認をして下さい。タリンのフェリーポート公式サイトはこちらから。

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