エストニアで猫を飼うことにしました

今年に入って、新しく引っ越した家がペット可物件&エストニアに定住することを決めたので、犬を飼おうかと考えていたのですが、最終的に猫を飼うことになりました。

そんなわけで今日から我が家に猫のリリちゃんがいます。

ペットを飼うことを決めてから、リリちゃんを迎えるまでおよそ1か月。日本とエストニアではかなりペットを取り巻く環境が異なり、いろいろと驚くことも多かったです。

エストニアで動物を飼う~家に迎えるまで~

日本ではペットショップで購入することが多い犬や猫などのペットですが、エストニアには日本のようなペットショップはありません。

ペットを飼う場合は、知り合いからもらう場合を除くと、シェルターから引き取ることが多く、どうしても特定の種類の犬や猫がほしい場合のみブリーダーから購入することになります。

1)シェルターから引き取る場合

エストニアでは各都市にあるアニマルシェルターで1か月の子犬、子猫から成猫・犬まで、迷子になったペットや何らかの事情で飼い主が飼い続けられなくなったペットが暮らしています。

タリンにも一か所獣医とペットホテルを併設したアニマルシェルターがあり、猫は50ユーロ、犬は110ユーロで引き取り可能です。

EUでは迷子になった時のためと、飼い主が不法に遺棄することを防止するため、ペットへのチップ埋め込みが義務化されているのですが、シェルターの動物たちはチップ埋め込み、予防接種を済ませているので安心して引き取ることができます。

なお、アニマルシェルターは行政施設ではないので、運営費用は企業、個人からの募金と、ペットホテル等から出る利益でまかなわれています。

2)ブリーダーから購入する

特に特定の種類の犬や猫が欲しい人の場合、ブリーダーさんから購入することになります。血統書のある犬の場合、種類にもよりますが日本円で10万~20万以上となります。

常に子犬・子猫がいるとは限らないので、半年~1年待つこともあります。

エストニアで動物を飼う~日々の生活~

1)レストラン・カフェ

タリンのレストランやカフェはペットも一緒に入店できることが多いです。またタリンだけではなく欧米圏の特徴として屋外にもテーブルが置かれていることが多いので、店内がダメでも外で一緒に座ることは可能だったりします。ペットも入店できるお店一覧はこちら

ただしタリンの場合、冬は寒すぎるので屋外席は春になるまでクローズされていることがほとんどですね。

ペット連れにはありがたいですが、動物苦手な人はこんなに凝視されても困っちゃうかもですね・・・。

2)公共交通

盲導犬以外の一般の動物の場合、タクシーはドライバーが拒否しなければ乗車可能、バス・トラムはケキャリーバッグ・ケースに入っているか、バッグに入らないサイズの犬の場合口輪をしていれば乗車できます。

私たちもシェルターからキャリーバッグに入れたネコと一緒にタクシーで帰宅しましたが、ドライバーさんはガタガタしている道は慎重に走ってくれる等、優しかったです。

3)賃貸住宅

ペットを飼っている人が多いといわれるエストニア。賃貸でもペット可物件は日本より多めです。

ただし、追加で敷金を支払わなければいけないことがほとんどで、うちの場合は敷金はもともと1か月だったのですが、ペットを飼う場合はこれに0.7か月分の敷金を追加で支払いました。

4)ショッピングモール

タリンでは、どのショッピングモールも、抱きかかえて、あるいはキャリーバッグに入れた状態であればペットを連れて入れます。

例外的に、旧市街のすぐ近くのショッピングモール「ソラリス」だけは、リードでつないだ大型犬なども歩いて入っていいらしいです。

5)長距離移動をする場合

ANAで貨物室に乗せた小型犬が死亡したニュースが日本で報道されたことがありましたが、海外の航空会社の多くは小型のペットであればキャリーバッグに入れて客室内に連れていけます(5~8㎏まで)。

エストニア発の国際線が飛んでいるフィンエア、アエロフロート等もペットに関しては上記のような扱いをしているので、猫や超小型犬であれば、ペットを貨物室に乗せることは避けられます。

また、ヨーロッパ内の列車移動も動物の乗車は可能です(一部の国を除く)。

ただし、国境を越えてペットと移動する場合、健康状態の詳細や予防接種の状況を記載したペットパスポートを取得する必要があります。


こんな感じで、タリンはなかなかペットと一緒に暮らしやすい街です。ペットが飼いたいときの主な選択肢にシェルターがまずあるのもいいなと思いました。少なくとも今日だけで複数の犬や猫がシェルターからもらわれていっていましたね。

日本はどこに行ってもペットショップがありますが、日本の殺処分は年間公的機関で行う数だけでも10万匹、民間の「引き取り業者」による動物の(あえての)衰弱死も問題になっていると聞きます。

ヨーロッパの方が殺処分が本当に少ないのかは、算出の方法がそもそも違う等、いろんな議論があるようですが、少なくともペットショップってなくしていったほうがいいんじゃないかなーと思った一日でした。

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