エストニアの大自然が生み出す絶景「ラヘマー国立公園」ヴィル湿原

タリン観光といえば世界遺産の旧市街、ちょっと足を伸ばしてかつてのロシア皇帝の離宮だったカドリオルグ宮殿、というのが定番ですが、実は国土の半分が森に覆われたエストニアでは、その大自然を感じられる国立公園も見どころと言えます。

そんなわけで、今月妹夫妻がハネムーン北欧周遊の途中でタリンにも寄ってくれたので、タリン市街地から車で一時間半ほどの「ラヘマー国立公園」に行ってきました。国立公園だけに旧市街エリアからは少し離れており、タリンに2泊くらいしないと訪れる機会がなかなかないとは思いますが、晴れると青空と白い雲、澄んだ水と木々が作り出す美しい景色が見られるので、本当におすすめです!

今回私たちはドライバー付きプライベートツアー(英語)を利用してみました。ラヘマー国立公園はバスでも行けるのですが、本数が少ない上に、バスを降りた後、車がかなりのスピードで飛ばしている道路を横断しなければならなかったりと何かと不便なようです。

朝9時に旧市街を車で出発し、途中でエストニア最大の滝「ヤガラ滝」なども観光しつつ、国立公園を目指します。今年の冬は暖かくて雪があまり降らなかったので、雪解け水も少なく、エストニア最大の滝とはいってもかなりささやかな感じでした。

雪がたくさん降った年は、この写真の幅いっぱいくらいの水量になってかなり迫力があるとのことです。冬場は滝が凍り付いて、またユニークな景色となるようですよ。

ヤガラの滝を通りすぎてしばらくドライブすると、ついにラヘマー国立公園でもっとも有名な「ヴィル湿原」入り口に到着しました。国立公園とは言っても、入園料もいらないですし、入り口らしい場所があるわけでもないんですね。

車を降りてヴィル湿原の目印がある場所から森の中の小路を少し歩くと、木の遊歩道が渡された湿原エリアにたどり着きます。ここからはこの一本道の遊歩道を歩くことになるので迷うことはありません。

天気予報では雨だったのですが、幸い予報がはずれて綺麗に晴れていたので、水面が青い空と雲を映して絶景となりました。日本も釧路湿原など有名な湿原がありますが、このヴィル湿原はまたそれとも違った独特の景観なんですよね。

まわりを見渡す限り澄んだ水を湛えた楕円形の池のようなものが散在し、そこに低い木が転々と生えています。この木は遠くに見える森林の木と同じ種類とのことですが、ここのような湿原はその性質上、養分が不足するので、木がこのサイズまでしか育たないそうです。

この幅広い木の遊歩道をしばらく歩いて行くと2~3階くらいの高さがある展望台があり、木でできた階段を上ると、湿原全体を見渡すことができます。

この展望台から先は遊歩道が板のような細いものにかわります。なので、車いすやベビーカーでのアクセスはここまでとなります。

ヴィル湿原の観光はとにかく天気が命なので、天気予報をチェックしつつプランをたてるのがいいかもしれません。

この日は不安定な天気でしたが、何とか晴れてくれて良かった!

湿原の後は、船乗りを養成していた集落の跡地「キャプテンヴィレッジ」と中世領主の館であるマナーハウスを訪れ、夕方にはタリン市街地へと戻ってきました。朝9時に出発して8時間のツアーでしたが、湿原だけなら半日でもいけるかもしれません。

旧ソ連圏初の国立公園であるラヘマー国立公園。ヨーロッパでもっとも大きい国立公園の1つでもあります。このヴィル湿原以外にも、季節によってベリー・キノコ摘みや一面の雪景色など違った体験ができるそうです。

中世領主の館を改築したスパホテルや、森の中のAirbnb等ユニークな宿も散在しているので、次は1泊してみたいですね。

そんなラヘマー国立公園へのアクセスは公共バス、レンタカー、タクシーチャーター、日帰りツアーのいずれかになります。ツアーの手配をご希望の方はこちらからどうぞ。

 

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