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「ヨーロッパの女性は顔をあまり水で洗わない」という話は聞いたことがありますか?
朝夕と必ず水で顔を洗う日本人からすると、信じがたい話ですが、これはある程度本当です。
軟水である日本の水に対して、ヨーロッパの水はミネラルが多く含まれる硬水であることが多く、顔をあまり洗いすぎると肌荒れをおこしやすいそうなんです。そのため、「水」で洗うよりは、「化粧水」で拭き取る、所謂「拭き取り洗顔」がメジャーなんですね。
エストニアの水もかなりの硬水。肌や髪へのダメージが危ぶまれます。
私も日本に住んでいた時は、オイルクレンジング→洗顔フォームで洗顔→化粧水→美容液→乳液のジャパンスタンダードなスキンケアだったのですが、タリンに引っ越してきてからは、ヨーロッパ方式スキンケアに切り替えました。
硬水の国でのスキンケアの流れ
硬水の国ではスキンケアの一般的な流れは、次の3ステップです(メイクをしている場合)。
1:洗い流さないタイプのメイク落とし(クリーム状のものが多い)でメイクを浮かせる
2:拭き取り化粧水をコットンに染み込ませて、メイクや汚れをふきとる
3:保湿クリームを塗る
メイクをしていない場合や、朝の洗顔の流れはステップ1がないだけです。
でも、ですね、やはりしっかりメイクをした日は、メイク落としをした後に水で洗わないのは、なんかすっきりしないんですよね・・・。特にウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使っている時は、しっかり落とさないと肌に黒い色素が残っている感じがしてしまいます。
なので、私は夜の洗顔は洗い流しタイプのメイク落としを使っています。メジャーではないながらも、探せば「wash-off」と書いてあるクレンジング、ヨーロッパにもあることはあるんです。
日本式とヨーロッパ式をミックスした洗顔方法
1:洗い流すタイプのメイク落とし(クリーム状)でメイクを浮かせる
洗い流すタイプのメイク落としは、クリームタイプがほとんどです。
私は「MARY COHR(マリコール)」のクレンジングクリームを使っています。これはもらい物なのですが、フランスの製品です。日本でも取り扱いがあるようですが、エストニアではあまり見ないですね・・・。
良い香りなので気に入っているのですが、使い切ったらエストニアで売られている他の製品に切り替えようと思っています。
2:水でメイク落としをしっかり流す
水で優しくクレンジングクリームを流します。
3:拭き取り化粧水をコットンに染み込ませて、皮脂などの汚れをふきとる
拭き取り化粧水は「JONZAC(ジョンザック)」の敏感肌用のものを使用。
これもフランスの製品ですが、エストニアでも売られています。
「タリンでお得に買えるナチュラルコスメ」のポストでも取り上げましたが、温泉水をふんだんに使った乾燥肌に優しいコスメブランドです。
4:保湿クリームを塗る
フランスのオーガニックコスメ「DOUCE NATURE」の保湿クリームで、保湿をしておしまい。これは、夫がもともとお気に入りで使っていたものを拝借しています。日本に住んでいた時も彼はこれを大量に家族に送ってもらっていました。
夜はこんな感じでしっかり洗う代わりに、朝は3~4のステップのみで肌をお水にさらさないようにスキンケアをしています。
なんだか意図せずフランス製品ばっかりになってしまいましたが、美容大国のイメージ通りお手頃なオーガニックコスメがけっこう多いんですよね。エストニアでも日本でも取り扱いが多いですし・・・。
ヨーロッパは日本に比べて、だいぶ空気が乾燥しているので、日本人女性でこちらに移り住んだ方は肌荒れに悩まされる方がけっこう多いと聞きます。
日本と同じ勢いで、がっつり石鹸で洗って水で流す洗顔を、一日に2回繰り返すと、肌の乾燥を加速させてしまうかもしれないなと、もともと乾燥肌の私は注意しているところです。
ただし、こちらの硬水にあっているとされるこの拭き取り洗顔も、日本人の肌質を考えると、全ての人に向いているわけではありません。
日本人の肌は角質層が薄いらしく、拭き取り洗顔をすると、「コットンで拭き取る」という機械的な刺激を加えることで、逆に肌荒れがひどくなる人もいるようです。
硬水を軟水にするシャワーヘッド等も販売されているようなので、もし今後肌や髪のトラブルを抱えたら、そういう製品の導入も検討しようかなと思っています。
以上、「エストニアに引っ越してからのスキンケア」についてでした!