こんにちは!ブログを訪問してくれてありがとうございます。 初めましての方はこちらもどうぞ→ このブログについて
外国のマーケットでは見たことのない食材を見かけることが多く、旅行や長期滞在の楽しみの一つだとも思うのですが、「ルバーブ」という野菜をご存知でしょうか?
最近は日本でも知名度が上がってきているそうなのですが、私はエストニアに引っ越してくるまで知りませんでした。
日本人の目から見るとどうみても「ふき」にしか見えない謎の野菜です。しかし!この野菜、煮つけなど「ふき」的な調理をするとたぶん激マズです。なぜなら、この見た目にもかかわらず、こいつはお菓子の材料なのです。
外見が味を裏切る野菜「ルバーブ」
シベリアが原産地だというルバーブは、エストニアだとスーパーで1~2€で売られています。
前から気になってはいたのですが、どう調理していいかわからなかったので、関わることなく2年が経過。今年の夏に意を決して購入してみました。
張りがあってみずみずしいのが、いいルバーブらしい・・・けど、よくわからない。緑一色とか、ピンクとのグラデになっているのとか、いろいろあるのですが、なんかかわいいのでグラデのを選んでみました。
葉っぱは毒性があるので、茎のところだけ食べるそうです。
これがほんとにお菓子になるのか。まだ半信半疑です。カフェではよくルバーブのタルトとかマフィンとか見かけるんですけどね。フランスにもルバーブコンフィチュールってありますし。
メジャーな食べ方は、タルト、ジャム、パイなどなど。タルトやパイは生地作るのが手間そうだし、ジャムだとひねりがないので、フルーツにバターと小麦粉、砂糖を混ぜたものを乗せて焼く「クランブル」を作ることにしました。
イギリス発祥の適当に作ってもなんとかなるスイーツです。
ルバーブと苺でクランブルを作ってみたよ
ルバーブと苺を適当に切って、砂糖と一緒に耐熱皿に入れます。
上に乗せるバターと砂糖、小麦粉を混ぜます。ぽろぽろのそぼろ状になるまで混ぜ混ぜ・・・。
ルバーブの上に乗せて、クルミを散らします。そして200℃のオーブンで焼くこと30分。
できました!簡単!地味だけど。イギリスだとカスタードクリームをかけるらしいですが、ないのでアイスクリームとメープルシロップを添えていただきます。
ルバーブはかなり酸味が強くて、アップルクランブルにレモンを足したような味。でも、こんな外見なのに、きちんとフルーツらしい味がするんですね~不思議。
雑な調理でも、意外と美味しく食べれる野菜(フルーツ?)のルバーブ。
カフェで、自宅で、民泊のキッチンで、食べてみて下さい!