ノンアルコールなグロッギ~甘い香りの北欧風ホットワイン~

最近は日本でもクリスマスマーケットが開催されるようになってホットワインを見かけることも多くなりました。

クリスマスシーズンの定番ドリンクのホットワイン。英語ではムルドワイン、グリューワインとも呼ばれていますが、エストニアやフィンランドでは「Glögi」グロッギと呼ばれます。エストニアは東ヨーロッパか北ヨーロッパか微妙なとこですが、フィンランドとおなじ文化・人種的なルーツをもっていますから、食べ物や飲み物もわりと共通しているところがあります。

ナッツとレーズン入りホットドリンク「グロッギ」

通常赤ワインに柑橘類とスパイスを加えて作られるホットワインですが、北ヨーロッパのホットワインの特徴はスライスアーモンドとレーズンも入っていること。ワインが染み込んだナッツやドライフルーツも味わえるようになっています。

屋台のは出来合いのものを温めて注いでいるだけだったりするので、液体オンリーのことが多いですが、タリンのレストランやカフェでホットワインを冬にオーダーすると、ナッツやドライフルーツをそこで発見することがけっこうありますよ!

私はまだ授乳中なので、今年はワインではなくぶどうジュースでグロッギを作ってみました。クリスマスマーケットにもノンアルバージョンが売っていますが、甘すぎたりしがちなので・・・。

材料は、ぶどう100%ジュース、レモンとオレンジ、スターアニス(八角)とシナモンスティック、スライスアーモンドとレーズン。ほんとうはクローブも入れるのですが、家になかったのでクリスマススパイスミックスを投入してみました。冷蔵庫に萎びかけたライムもあったので、ついでに。

このスパイスミックス、クリスマスの時期になると売られるようになるのですが、シナモン・アニス・カルダモン・オールスパイス・ナツメグ・クローブ・ブラックペッパー・ジンジャー等をミックスしたもので、ケーキやクッキー、ドリンクに混ぜると簡単にクリスマス風味になる優れものです。

鍋にすべてを投入し、弱火で煮ること数分・・・。それっぽい香りがしてきたら完成です。ぶどうジュースが甘いのでお砂糖はいれません。

レモンとオレンジはオーガニックのがなかったので、皮を剥いてスライスして使いました。皮も使った方がよい香りにはなりそうだけど・・・。

アルコール感は皆無なので、ホットワインとは別の飲み物ではありますが、これはこれでアルコールをとらずにクリスマスドリンクを楽しめて、なかなか良い~。


フランスではヴァンショー(ヴァン:ワイン、ショー:熱い)と呼ばれるホットワイン。やはりクリスマスシーズンの定番ドリンクだそうですが、夫の実家はブルゴーニュでワインの一大産地なためか、「ワインに砂糖とフルーツ??味が台無しになるじゃないか!」とのことで、あんまり飲まないって言ってました。サングリアも軽んじられているそうです。

私はエストニア人のソウルフード「オイル漬けニシン」、通常そのまま食べるかオープンサンドにするのものをパスタに投入して(まったく悪気はなかった)エストニア人に嫌がられたことがありますが、やはり伝統的な食べ物、飲み物に手を加えると嫌がられるのですね・・・。


ともあれ、日本人でワイン通でもない私としては、ホットワインは冬気分を味わえる飲み物として大好きです。

タリンに冬に来られる方、スーパーやお土産物屋さんには温めるだけで飲めるグロッギも売っています。おうちに持って帰ったら是非アーモンドスライスとレーズンを加えてみても、北ヨーロッパっぽくておいしいかもです!

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