日・仏二重国籍 娘ちゃんのパスポート申請

夏に生まれた娘ちゃんも早5か月。本日やっと日仏両国にパスポートの申請を終えました!

娘ちゃんは現在フランス国籍+日本国籍留保という状態になっています。日本は現在二重国籍を認めていませんので、このままそれが変わらなければ大人になったら日本国籍を取得してフランス国籍を抜けるか、フランス国籍を選んで日本の国籍を諦めるか選ばなければいけませんが、しばらくは二つの国のパスポートを保有することになります。

ちなみにエストニアは、出生によって国籍が与えられる出生地主義をとっていませんので、いまのところ娘ちゃんはエストニア国籍はない状態です(今後場合によっては取得可能)。

乳幼児、しかも二か国のパスポート取得はなかなか長いプロセスでした・・・。

日本・フランス両国に出生届を出す

パスポート取得の前提として、娘ちゃんの出生が両方の国に登録されている必要があります。

娘ちゃんはエストニアの病院で生まれたので、まずはエストニアの出生証明書を取得し、それを日仏両国の大使館に提出するというステップを踏むことになりました。

エストニアの病院で生まれた子供は、自動的に市民IDが付与され、親の市民ポータルと紐づいて登録されます。両親はそれぞれスマホやPCで市民ポータルにアクセスして、子供の名前を登録、電子署名をすれば出生届が完了します。

なので、エストニアの行政手続きはすべて電子的に済むのですが、当然日仏両国には紙で必要書類を提出せねばなりません。タリンの市民登録を管轄する役所を訪ね、紙の出生証明書を発行してもらいました。親切に対応していただき、なんとお皿とカップのお祝いもいただいてしまいました(他、ヨーロッパの有名なベビーフードメーカーの象のキャラの販促グッズも)!

その後、日本大使館への出生届は問題なくさっと終わったのですが、フランス大使館がなぜか私(母親)の日本の出生登録を証明する公文書とその翻訳(しかもフランス大使館の指定翻訳事務所によるもの)を要求してきたので、その取り寄せに時間がかかり、フランス大使館への届け出が終わったのは生まれてから3カ月ほど経った頃でした。これは日本に平日動ける親族がいなかったら、終わっていた・・・。うちは父がすでに退職しているのでだいぶ助けてもらっていますが。

そのあとも、クリスマスの時期でフランス大使館が音信不通になったりと、いろいろありながらもやっと先週末、夫が問いあわせたところ、出生登録が完了したとわかりました!良かった!

フランスは結婚したり、子供が生まれたりすると、ファミリーブックという冊子に、家族の名前が書かれていきます。うちの家族の場合は、私と夫を中心に、それぞれの両親の名前が書かれており、そしてこのたび娘ちゃんの名前が追記されました。このファミリーブックは夫婦で保管することになります。

日本の戸籍も珍しいシステムらしいですが、このファミリーブックもユニークですよね。

パスポートフォトをとる

乳幼児のパスポート取得の難関がこの写真撮影。

まだ座れない上に、それほど首が安定してないですし、指示も入らない。でも、写真の要件は大人と一緒・・・。口をあけたり、視線がそれていたりしてはいけないわけです。大人が一緒に写っているのもダメなので横やうしろに座って支えることもできない。

しかもフランスのパスポートフォトは背景が絶対淡いグレーでないといけないという規定があります。夫は日本でパスポートを更新した時、この点苦労したといっていました。日本の証明書フォトマシンは背景が青っぽくなっていることが多いからです(最終的にはフランス大使館のスタッフに写真を撮られたそうです。)

自宅でシーツの上に寝かせて撮るといいという噂も聞いて試してみたのですが、私たちの携帯のカメラだと写真の質があまり良くなく、またシーツがしわっぽくなってしまう、照明の具合で顔の陰影が不均衡になってしまう等なかなかうまくいかない。

困り果てたところで、思い出しました。シティ中心部のショッピングモールSolarisに写真屋さんがあったことを。

さっそく行ってみたところ、やはりプロだけに慣れたもので、親に布をかけた状態で後ろから抱っこし、サクッと写真を撮ってくれました。背景の色の加工も一瞬。最初からここに来ればよかった・・・。

黒子状態の夫 →

なんか、証明書写真てセルフの機械で撮るイメージがあったので、赤ちゃんだと家でなんとかしないといけないと思い込んでしまっていたんですよね。

日本とフランスの大使館でパスポート申請

写真が何とかなったので、後は書類を揃えて申請を済ませるのみ!

日本のパスポートを海外で取得する場合、戸籍謄本と証明写真を持って日本大使館に申請に行きます。赤ちゃんの場合、親が代理人として申請しますが、日本の場合は受け取り時に赤ちゃん本人、フランスは申請時に赤ちゃん本人も行く必要があります。

戸籍謄本はあらかじめ日本の父に取得して郵送しておいてもらったものを持参しました。これも委任状を送ったりとなにかと時間がかかりますね・・・。日本とフランスもいつの日か電子政府になってくれるといろいろ便利なのに。

申請を済ませた跡、パスポートが発行されるまでは2~4週間かかるそうです。


これで、おそらく1か月以内には日仏両国のパスポートが届くはずです。

二重国籍の人は日本の出入国は基本日本のパスポートでしなければいけないなど、いろいろまだ良く知らないルールがあるようですが、近々日本への一時帰国も考えているので、徐々に下調べ・準備をして、娘ちゃんと滞りなく旅行をできるようにしておきたいと思います!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください