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エストニアの夏の首都と呼ばれるビーチタウン、パルヌに初めて旅行した私たち。
1週間、色々なレストランでお得にランチやディナーが食べられるイベント、レストランウィークの最終日と旅行日をかぶせて、パルヌの素敵なレストランを楽しんできました。
カジュアルなカフェでありながら、トリップアドバイザー、レストランとランキングでパルヌ2位のLIME LOUNGEでランチを食べた後、ディナーに選んだのは、人気邸宅ホテルに併設されているレストランVILLA AMMENDEです。
邸宅ホテル&レストランのVILLA AMMENDE
だんだん日が暮れ始めた19時ごろ、泊まったホテルHedon Spa Hotelから歩いて5分ほどのレストラン、ヴィラ・アマンドに夫婦+娘ちゃんで向かいました。犬のオスカーはホテルのお部屋でお留守番…。このレストラン、ペットフレンドリーとは書いてあったのですが、今の時期はテラス席が閉まっているし、屋内席はあまり動物を連れて入る雰囲気ではなさそうだったので(確認すればOKなのかもしれません)。
このレストランは、エストニア、特にパルヌではかなり珍しいアールヌーヴォー(ユーゲントシュティール)様式の邸宅ホテルのレストラン。裕福なドイツ人の一家が20世紀初頭に建てたお屋敷だそうです。100年以上前の話ですね。
アールヌーヴォー、といっても私も建築に詳しいわけではないので、よくわかりませんが、エストニアにしてはかなりデコラティブな建物です。自然、植物などをモチーフにした優美なデザインが多いそうで、お隣のラトビアのアールヌーヴォー建築群は観光名所として名を知られています。
到着した頃にはもう暗くなっていたので、写真がわかりづらくて申し訳ないのですが、映画やゲームに出てくる洋館、って感じ。かなり広い庭も併設されています。
インスタだと全体がわかる写真があがってました。美しいですね〜。
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中もアンティークな調度品が揃えられいて、ヨーロッパらしいクラシカルな雰囲気。予約があることを伝えると、ホテルレセプションの方が案内してくれたのは、なんと個室…。8ヶ月の娘ちゃん連れだったので助かりました!着いた時はすやすや寝ていてくれたのですが、今回はディナーで食事時間が長かったのでちょっと心配だったんですよね。
レストランウィークのメニューは、スターターがオニオンコンソメスープ、メインがビーフリブ。デザートがエストニアの伝統食の穀物粉「カマ」とチョコレートのムースです。
ドリンクはホームメイドレモネードをオーダー。ホテルの部屋にスパークリングワインがボトルで用意されてたので、ここでは飲まないことにしました。果実感がしっかりしてておいしい〜。
続いてパンがサーブされました。パプリカを練りこんだパンと、黒パン。あったかくてふわふわ。
前菜はオニオンコンソメのスープです。アブルーガキャビア(ニシンの卵)添え。ポットから美しくスープを注いでくれたのですが、写真撮る間もなかったので、インスタをご覧ください。
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口なおしのシーバックソーン(エストニアでよく食べられているオレンジの酸っぱい木の実)のシャーベットをはさんで、メインのビーフリブ、ワインソースがきました。すごく柔らかく煮込まれていて、リブだけど骨から簡単に肉が離れるくらい。
タリンのホテル併設のレストランにはあまり良い思い出がないのですが、このビーフリブはとっても美味しく、パルヌのホテルって穴場では?みたいな話を夫としてました。
デザートのカマとチョコレートのムースは、地味な食材ともいえるカマ(穀物粉ミックスなので)をふわっとおしゃれに仕上げてました。
食後のミントティーはアンティークなポットで。
こういうポットかわいい!と愛でていたら、我が家はこの夏パリに行く予定があるのですが、パリのブロカント(蚤の市)でこういうの買ってこないでよ、と夫にクギを刺されました…。たしかにこういうのありそう、そしてIKEAが好きなタイプの夫はアンティーク食器とか好まないのです…。残念。
このレストラン、雰囲気、味だけでなく、サービスもすごく良かったです!タリンよりパルヌの方が接客のレベル高いような。。途中で娘ちゃんがぐずりだしましたが、おもちゃを持ってきてくれるなど、とても親切にしてもらえました。
そんなヴィラアマンドはホテルも素敵そうでしたね〜。ぜひ泊まりたいけど、夫はこういうヨーロッパ!って感じの古い建物があまり好きでなく(彼はフランス人だからか?おばあちゃん家っぽくて嫌だそうです)。
いつか姉妹か友達と訪れてみたいものですね〜。
もっとも泊まらなくても、朝食や、アフタヌーンティー、ガーデンピクニックランチなどが、単独で予約できるようなので、またパルヌに来た際はそのあたり予約して再訪したいものです。
エストニア夏の首都、パルヌ旅行シリーズ、まだ続きます!